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双眼鏡の基礎知識


ひとみ径


30cmほど離れたところから接眼レンズを見たときに見える、明るい円の直径をひとみ径といいます。この直径が大きいほど視界が明るく、明け方や夕暮れ時、天体観察時に威力を発揮します。

ひとみ径=対物レンズの有効径÷倍率

8×42の双眼鏡の場合は「42÷8=5.3」となり、ひとみ径は5.3mmとなります。
これは双眼鏡の像の明るさを表す目安となります。


ひとみ径



明るい/暗い環境と双眼鏡のひとみ径の関係

人のひとみの大きさは周囲の明るさによって変わります。

明るさとひとみ

暗い環境の場合(8×20と7×50の双眼鏡で比べると)

8×20で暗い環境の場合

8×20の双眼鏡では
人のひとみ:7mm
双眼鏡のひとみ径:20÷8=2.5mm
人のひとみ7mmに対して双眼鏡のひとみ径が2.5mmと小さいため、暗く感じます。


7×50で暗い環境の場合

7×50の双眼鏡では
人のひとみ:7mm
双眼鏡のひとみ径:50÷7=7.1mm
人のひとみと双眼鏡のひとみ径がほぼ同じになるため、暗い環境でも肉眼と同じ明るさに感じます。


明るい環境の場合(8×20と7×50の双眼鏡で比べると)



8×20の双眼鏡では
人のひとみ:2〜3mm
双眼鏡のひとみ径:20÷8=2.5mm
人のひとみと双眼鏡のひとみがほぼ同じになるため、肉眼と同じ明るさに感じます。

7×50の双眼鏡では
人のひとみ:2〜3mm
双眼鏡のひとみ径:50÷7=7.1mm
人のひとみより双眼鏡のひとみが大きいため、肉眼と同じ明るさに感じます。

8×20、7×50、どちらの双眼鏡でも、明るい環境では人のひとみが小さいため、暗く感じることはありません。








昼間は、ひとみ径が大きい双眼鏡でも、小さい双眼鏡でも
実際の明るさが変わらないように感じるのはなぜでしょう?


人のひとみは明るい環境では2mmぐらいに絞られていますが、暗い環境では7mmぐらいまで開きます。明るい環境で双眼鏡を使用する場合は、ひとみ径が2mm以上の双眼鏡を使えば暗く感じる事はありません。昼間、ひとみ径が大きい双眼鏡(7mm)でも小さい双眼鏡(2mm)でも、明るさがあまり変わらないと感じるのはこのためです。
逆に暗い環境では、ひとみ径の小さな双眼鏡で見ると、肉眼で見たときに比べ、暗く感じることがあります。








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