Sport Optics Guide 用語集

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●アイポイント
双眼鏡の「ひとみ」のできる位置。この位置に目を合わせると視野全体がケラレなく見える。



●アイレリーフ
接眼レンズの最も目に近いレンズ面からアイポイントまでの距離。メガネをかけている場合は長いほうが使いやすい。



●明るさ
ひとみ径を2乗した数値。



●位相差補正コーティング
ダハプリズムのダハ面で起こる、位相差を補正するコーティング。解像力やコントラストを向上させる。



●色収差
光の波長の違いによる結像位置の違いや倍率の違いによって起こる収差。

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●解像力
近接した2つの点を見分けられる能力。角度で表される。



●ガリレイ双眼鏡
対物レンズに凸レンズ、接眼レンズに凹レンズを使用した双眼鏡。あまり倍率を高くすることはできない。一般的にはオペラグラスがこの構造を持つ。



●干渉
2つ以上の波動が重なって、結果として強まったり弱まったりする現象。コーティングは、この弱まる現象を利用している。



●球面収差
視野中心でもシャープな像にならず、ボケたように見える収差。



●曲率
レンズ面のカーブ。



●金属蒸着
金属を蒸発させ、対象となる物質の表面へ付着させること。双眼鏡の場合はダハプリズムとして構成される補助プリズムの全反射しない面の裏側にアルミニウムや銀を真空蒸着し、これによって反射率を向上させる。



●屈折率
光が空気中からある物質に入るときの入射角と屈折角の正弦比がその物質の屈折率。



●ケラレ
光学製品の視野の一部が欠けること。双眼鏡ではひとみのケラレが問題になるが、正立プリズムの屈折率が低いとひとみの周辺が暗くなってしまう。



●広視界タイプ双眼鏡
見掛け視界が60°(旧規格では65°)を超す双眼鏡のこと。



●ゴースト
レンズを通して正しく結像された像の他に、光学系の内面反射光によって生じた像が重なったり、横に見えたりする現象。



●コーティング
反射光を減らすために、レンズやプリズムの表面に屈折率の違う物質を真空蒸着すること。



●コマ収差
視野の周辺部で、星などの像が点像にならず、視野の中心または外側に尾を引いたような像になってしまう収差。

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●実視界
双眼鏡をのぞいたとき、双眼鏡を動かさずに見ることのできる範囲を対物レンズの中心から測った角度のこと。



●接眼レンズ
双眼鏡の目に近い側のレンズ。対物レンズによって結ばれた像を拡大する。



●像面湾曲
中心にピントを合わせても、視野周辺にピントが合わない収差のこと。

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●対物レンズ
観察対象物に近いレンズ。双眼鏡では、この対物レンズ枠の内径を対物レンズ有効径と呼ぶ。対物レンズは、より有効径の大きなものが明るさ、解像力の点で有利になる。



●多層膜コーティング
単層コーティングでは除去できない反射光を、複数層の薄膜で減少させるコーティング。より高度な技術が必要となる。



●ダハプリズム
正立プリズムの一種。ダハ(Dach)とはドイツ語で屋根の意味。プリズムの一部に屋根型の部分をもつことからこう呼ばれる。



●単層膜コーティング
レンズやプリズムの反射光を減らすためのコーティングが一層(単一層)のもの。全ての波長の光の反射を抑えることは難しい。

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●内面反射
レンズを透過せずに、光学系内部で反射する光のこと。ゴーストやフレアーの原因となりコントラストや像質を悪化させる。

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●倍率
双眼鏡の使用により、肉眼と比較してどのくらい大きく見えるかという割合。
対象物まで倍率分の1近づいた時と、ほぼ同じ大きさに見える。




●非点収差
格子状の観察対象を見たとき、縦の線にピントが合うと横の線がボケ、横の線にピントが合うと縦の線がボケて見える収差。



●ひとみ
双眼鏡を明るい方に向け、目から30cmほど離すと接眼レンズに見える明るい円形像。この直径をひとみ径と呼ぶ。ひとみにケラレや歪みがあると、見え味や明るさが低下する。



●プリズム双眼鏡
正立プリズムを使った双眼鏡。対物レンズ・接眼レンズとも凸レンズを使用している。



●フレアー
光学系の内面反射光によって生じる現象のひとつ。像の鮮明度やコントラストを低下させる。



●ポロプリズム
正立プリズムの一種。直角プリズムを2個(左右で4個)使って像を正立させる。イタリア人ポロの発明。

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●見掛け視界
双眼鏡をのぞいたときに見える視野の角度。実視界に倍率を掛けて求める。60°(旧規格では65°)以上のものを広視界タイプ双眼鏡と呼ぶ。

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●誘電体多層膜
ダハプリズムの全反射しない面の裏側に、アルミニウムや銀以外の誘電体と呼ばれる物質を複数層コーティングしたもの。99%以上の反射率を得ることができる。

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●歪曲収差
像が物体と相似形にならない収差。その形によって、たる(樽)型の歪曲、糸巻き型の歪曲の2種類に分けられる。

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アルファベット



●CF
Center Focussing の略。中央繰出し式のことで、ピント合わせを左右同時に行うことができ、使いやすい。現在発売している双眼鏡のほとんどがこの型式。



●IF
Individual Focussing の略。単独繰出し式のことで、左右別々にピント合わせを行う。